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助時
「助時〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
助時の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
と、彼等両人我を打って立退く先は必定お國の親元なる越後の村上ならん、就いては汝孝
助時を移さず跡追掛け、我が仇なる両人の生首|提げて立帰り、主の敵を討ちたる廉を以....
「細木香以」より 著者:森鴎外
羽屋に預けられた。これは新宿、品川二箇所の引手茶屋に借財を生じたためである。子之
助時に二十歳であった。 然るに竜池の遊所通は罷んでも、子之助のは罷まなかった。....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
花 夏山や神の名はいさしらにぎて 藻の花やかたわれからの月もすむ 忘るなよ程は雲
助時鳥 角文字《つのもじ》のいざ月もよし牛祭 又|嘘《うそ》を月夜に釜《かま》の....
「大岡越前」より 著者:吉川英治
とし三十二歳。八代将軍の職についてからも、なおどこやらに、紀州家の三男坊徳川新之
助時代の野性と若さとを多分にもっていた。 まだ部屋住み頃には、堺町の盛り場など....