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「助詞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

助詞の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
外套」より 著者:ゴーゴリニコライ
ウィッチは物事を説明するのに、大部分、前置詞や副詞やはてはぜんぜん何の意味もない助詞をもってしたということである。また、話がひどく面倒だったりすると、一つの文句....
国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
ば「てる(照)」の「て」に当る部分に用いられた「弖」「提」「※]」「底」「天」、助詞「て」に用いられた「天」「弖」「提」「代」「※」「帝」などと比較するに、その....
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
音に発音し、或る場合には清音に発音するということもあったかも知れないと思います。助詞の「ぞ」などは清濁がはっきり決めにくいのでありますが、もとは清音で「そ」であ....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
精神、万葉の日本的なもの、万葉の国民性などいうことは論じていない。これに反して一助詞がどう一動詞がどう第三句が奈何結句が奈何というようなことを繰返している。読者....
古事記」より 著者:武田祐吉
語の文を書き現すことも種々試みられた。漢語と國語とでは、特に語序が相違し、また補助詞の用法に相違がある。そこで、國語の語序による文字の位置や補助詞を音韻によつて....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
広くこの八日の日の怪物を、ヨウカゾと呼んでいることも私には注意せられる。このゾは助詞であって、ぶつぞ、なぐるぞのゾも同じように、きょうは八日なるぞということを、....