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「動物心理学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

動物心理学の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
数学と語学」より 著者:寺田寅彦
が、またむしろ考えるための道具である。言語なしに「考える」ことはできそうもない。動物心理学者はなんと教えるかしらないが、私には牛馬や鳶烏が物を「考える」とは想像....
十二支考」より 著者:南方熊楠
は、魅力が恐怖と別事たるを証する。洵《まこと》や蛇は寸にしてその気ありで、予当時動物心理学などいう名も知らなんだが、よほど奇妙と思うて、当日の日記に書き留め居る....
ビジテリアン大祭」より 著者:宮沢賢治
。 ビジテリアンの主張は全然|誤謬《ごびゅう》である。今この陰気な非学術的思想を動物心理学的に批判して見よう。 ビジテリアンたちは動物が可哀そうだから食べない....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
生理学を形態学から区別した処の、生理学のかの方法は、一方吾々を感覚生理学へ、他方動物心理学へ導くことが出来るだろう。併し之はもはや一般生理学――比較生理学――の....