北条英時[語句情報] » 北条英時

「北条英時〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

北条英時の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
があったから、詩人は五岳とも呼んでいた。これは南北朝の頃土居得能二氏が長門の探題北条英時を討取った場所だが、ここらへもよく遊んだものである。 それから毎年正月....
私本太平記」より 著者:吉川英治
こんな辻騒ぎがまだ消え去らないうちだった。 ちょうど、よそから帰って来た探題北条英時は、さっそく役人を呼んで、事のしさいをたずねていた。 「女は二人連れと申....
私本太平記」より 著者:吉川英治
皇居は、日々入る吉報にのみ酔っていた。 九州からの早馬は、五月の末、九州探題の北条英時が、少弐、大友の兵に攻められて滅亡をとげたと報じ、長門の探題北条時直も、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
無量な容子だった。 「具簡……」 「は」 「鎌倉最後の探題、赤橋|修理ノ亮英時(北条英時)どのが御自害の地はここだったな」 「さようで」 「御墳墓は」 「後に、....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
ヘ突入。 二十二日 北条高時ソノ他一族全滅、鎌倉幕府|亡ブ。 二十五日 九州探題北条英時戦死、長門探題降伏。 三十日 後醍醐ノ車駕、兵庫ニ到着。 六月二日 楠....