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「医博士〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

医博士の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
外科室」より 著者:泉鏡花
としてひややかなること、おそらく渠のごときはまれなるべし。助手三人と、立ち会いの医博士一人と、別に赤十字の看護婦五名あり。看護婦その者にして、胸に勲章帯びたるも....
観画談」より 著者:幸田露伴
のだが、真にいわゆる神経衰弱であったか、あるいは真に漫性胃病であったか、とにかく医博士たちの診断も朦朧で、人によって異る不明の病に襲われて段※気を吸うべく東京の....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
っかかって眼を白黒し、 「うむ、ええと、こいつは……こいつはちょっと難物だぜ、大医博士深根輔仁《おおいはかせふかねすけひと》の『本草和名《ほんぞうわみょう》』に....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
を借らなければならないのであります。その医者とても、この場合においては、遠くの名医博士よりも、近くの十八文を有難く思わねばならないのでありました。そこで家の子郎....