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十団子
「十団子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
十団子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東海道五十三次」より 著者:岡本かの子
ちどのくらいたったか、ここが峠だという展望のある平地へ出て、家が二三軒ある。 「
十団子《とおだご》も小粒になりぬ秋の風という許六《きょろく》の句にあるその
十団子....
「俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
ある。たとえば、黙々相対して花を守る老翁の「心の色」にさびを感じ、秋風にからびた
十団子の「心の姿」にしおりを感じたのは畢竟曇らぬ自分自身の目で凡人以上の深さに観....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
に鮓を入れたのを駕籠の中へ入れてもらったが、その桶が珍しかった。有名な宇津の山の
十団子は、小さな堅いのが糸に通してあるのだ。これは堅くて食べられなかった。 小....