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半ちく
「半ちく〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
半ちくの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
」 「久しく砂村のお稲荷様へ参詣しねえから、ふいと思い立ったのよ。きょうは仕事も
半ちくだから、急に御信心がきざしたんだ。迷惑でなければ一緒に来てくれ」 「ようが....
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
なんだよ。雲助の手から奪い上げて、自分のふところをぬくめようとするような、そんな
半ちくな悪事は、これまでして来たことのねえおれなのだ」
「おや、大そう、意気なこ....
「つづれ烏羽玉」より 著者:林不忘
ちっとわれのからだを借りてえことがあるんだ」 「へえ、何でごわす?」 「なあに、
半ちく仕事よ。ま、つきあってくんねえ。途々《みちみち》話すとしよう」 自分の頼....