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半右衛門
「半右衛門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
半右衛門の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「忠義」より 著者:芥川竜之介
へ知らせる。御徒目付からは、御徒組頭|久下善兵衛《くげぜんべえ》、御徒目付土田|
半右衛門《はんえもん》、菰田仁右衛門《こもだにえもん》、などが駈けつける。――殿....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
、半七は云った。 「お店には大《おお》旦那夫婦がありましたね」 「はい、大主人は
半右衛門、五十三歳。おかみさんはおとせ、五十歳でございます」 「若主人夫婦は……....
「賤ヶ岳合戦」より 著者:菊池寛
面衝突となった。 勝家は越前に帰り着くと、直ちに養子伊賀守勝豊に山路将監、木下
半右衛門等を添えて長浜城を受取らしめた。勝家は、秀吉或は拒んで、戦のきっかけにな....
「島原の乱」より 著者:菊池寛
で居る。佐左衛門躍り込んで少年の首を斬って出ようとすると、女が袖を放さない。三宅
半右衛門が来て、その女をも斬った。 忠利、少年の首は時貞のであろうと信綱の見参....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
もって其の方共は龜甲屋へ出入をいたしたのか」 茂「それはあの龜甲屋の先の旦那|
半右衛門様が、御公儀の仕立物御用を勤めました縁で、私共も仕立職の方で出入をいたし....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
ろいて騒ぎはじめた。加賀屋ではお元の夫の才次郎も母のお秀も眼の色を変えた。番頭の
半右衛門が若い者ふたりを連れてすぐ深川へ駈け付けると、それは何者かが人さわがせに....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
香我美南郡はかせ頭役仕来候由、依者也、 元禄貮己 上野
半右衛門 三月廿三日 判 南郡中村村庄....