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「半斎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

半斎の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
仏の絵看板、鉦と撞木をもって町の守り神のように立っている門は、大津絵をひさぐ室井半斎の店である。 「おじさん、今晩は」 藤を持たない藤娘のようなのが不意にこう....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
宅へも道頓堀の芝居へも、大津の叔父さん――なんていったっけ、そうそう、大津絵師の半斎か、あそこへ行くとおっしゃっても、宅助やっぱりお供しなけりゃなりませんぜ」 ....