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「卓出〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

卓出の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
光の時代というのは、丁度いってみると明治興隆期(四十年ころ)のようなもので、実に卓出した人材が多かったのね。松平信綱なんか大した智慧者のように教わっていましたが....
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
『八犬伝』が日本の小説中飛び離れて挺んでている如く、馬琴の人物もまた嶄然として卓出している。とかくの評はあっても馬琴の如く自ら信ずるところ厚く、天下の師を以て....
三国志」より 著者:吉川英治
り、田野年々凶をかさね、ここに諸州騒乱して、ついに乱世の相を現わした。――後、董卓出でて、ひとたび治まるも、朝野の議をみだりに私なし、四|寇の乱、ついで起り、あ....