協働[語句情報] » 協働

「協働〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

協働の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
プロレタリア婦人作家と文化活動の問題」より 著者:宮本百合子
民解放のために献身している婦人の数はどれほどだろう。解放軍の進むあらゆるところに協働する婦人の姿がある。幾万人という革命的婦人がある。だが、どれだけ新しい婦人作....
プロレタリア文学の存在」より 著者:宮本百合子
られたのをはじめとして、世界の民主的方向が労働者階級の同盟者として農民、更にその協働力として進歩的な小市民、インテリゲンツィアが連帯活動におかれている。このこと....
両輪」より 著者:宮本百合子
隔のあることは、どんなによろこばしいことだろう。労働者階級が、かりに自身の仲間、協働者である農民、小市民、インテリゲンツィアなどの革命的価値を清算主義的に見るな....
婦人民主クラブ趣意書」より 著者:宮本百合子
の自覚に立って、社会全体の向上というひろい見地から婦人共通の福祉のために配慮し、協働し、それを実現して行かなければなりません。民主的な社会の建設ということの実体....
われらの小さな“婦人民主”」より 著者:宮本百合子
の機会の一つとすること。この二通りの作用をとおして、男子と婦人との真面目、積極な協働こそ、民主的な社会生活問題の解決の方法であることを学んでゆこうとするのである....
現実に立って」より 著者:宮本百合子
ろうか。そういう風に考えを展開させてゆくことは、人間が、社会生活の裡に生き、互の協働によって生活を保って来た歴史的な習慣から、ごく自然な当り前な道である。そして....
婦人改造の基礎的考察」より 著者:与謝野晶子
所産の創造に由ってその全き人格を発揚し、かくて一切の人格に由って相互に補充的かつ協働的に文化一般の意義をその窮極において顕彰し云々」といわれたのは、男女、貧富、....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
るのは大変辛いから(※)(勿論、これは冗談よ) ――○―― 四十年間の協働。稀有なるめぐり合わせ。又それを可能ならしめた歴史のその時代。地理的事情。自....
学生と教養」より 著者:倉田百三
めるためには狭隘な孤立的自己に閉じこもらず、社会連帯の生活の中に、できるだけ他と協働する生活をひろげなくてはならぬ。最高の徳は義侠である。カントは「汝はなさねば....
役人学三則」より 著者:末弘厳太郎
の官庁は統一体たる国家の政治作用を分担するものとして国家目的のため互いに調和的に協働すべきものと観念されている。しかし実際の役所をそういうものと考えて役人になっ....