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協商
「協商〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
協商の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地図に出てくる男女」より 著者:吉行エイスケ
民族に対する愛着をなくした支那の現在が資本家とプロレタリアに分岐されず、国内に小
協商、小同盟を作ってプチ・ブルジョワの戦が始められるのです。 淡褐色の沖合に人....
「文芸委員は何をするか」より 著者:夏目漱石
た文芸組合または作家団というような組織の下に案出され、またその組織の下に行政者と
協商されべきである。惜《おし》いかな今の日本の文芸家は、時間からいっても、金銭か....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
て、傍《そば》にあった読売新聞の上にのしかかるように眼を落した。細君はもう一応|
協商《きょうしょう》を始める。
「あら妙な人ね。寒月さんですよ。構やしないわ」
....
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
新嘉坡と、米の比律賓に於ける海軍根拠地を同時に脅かすべく、仏領|印度に関する秘密
協商となって進行し初めていた。……と云えば、いい加減若い人達でも、その当時の眼ま....
「宋慶齢への手紙」より 著者:宮本百合子
への期待と歓喜を! 一九四九年九月二十一日から十日間、北京で開催された人民政治
協商会議第一回全体会議の第一日に行われたあなたの演説が、日本で読まれています。「....
「三面一体の生活へ」より 著者:与謝野晶子
にもせよ、人類が相互に愛し合い扶助し合う実行が起らねばなりません。今度の戦争で、
協商国側にも連合国側にも或国民との相互扶助が行われました。それを今一段進めて世界....
「決闘」より 著者:神西清
、ロシヤだ、本当のロシヤだ。乗客たちの話は、商売のこと、新しい声楽家のこと、露仏
協商のことだ。どこを見ても、文化的な、教養ある、溌剌颯爽とした生活が感じられる。....
「長崎の鐘」より 著者:永井隆
。原子野に泣く浦上人は世界に向かって叫ぶ。戦争をやめよ。ただ愛の掟に従って相互に
協商せよ。浦上人は灰の中に伏して神に祈る。ねがわくば、この浦上をして世界最後の原....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
説を終るのでありますが、各位の賛同を心よりお願いいたす次第であります。 二、政治
協商会議講堂における講演 一九五九(昭和三十四)年三月十二日 社会党第....