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南アフリカ
「南アフリカ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
南アフリカの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《かば》等の有蹄獣の一属だ。この物にも数種あってアフリカとシリアに産す(第三図は
南アフリカ産ヒラクス・カベンシス)。巌の隙間《すきま》に棲み番兵を置いて遊び歩き....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
昔は戦争好きで今は平和なインディアンの一族アビポン人(Abiponer)や、また
南アフリカのブッシュメン族(〔Buschma:nner〕)もかつて宇宙開闢の問題....
「光と風と夢」より 著者:中島敦
《しょうすい》した姿で戻って来た。サモアから濠洲《ごうしゅう》へ、濠洲から独領西
南アフリカヘ、アフリカから独逸本国へ、独逸から又ミクロネシアヘと、盥廻《たらいま....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
同様の誤見から、無足の蛇が有足の竜に化し得、また蛇を竜の子と心得た例少なからぬ。
南アフリカの蜥蜴蛇《アウロフィス》など、前にも言った通り蜥蜴の足弱小に身ほとんど....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
述べて置く。琉球の永良部鰻《えらぶうなぎ》など、食用さるる海蛇あるは人も知るが、
南アフリカのズーガ河に棲む水蛇も、バエイエ人が賞翫する由(リヴィングストンの『宣....
「プロレタリア文学における国際的主題について」より 著者:宮本百合子
ないのは知れている。搾取者のいるところ、必ず被搾取者としてのプロレタリア・農民が
南アフリカの隅にまでも存在する。 各々の手に握る鋤の形が違うように、機械が違う....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
ーリーは前から南洋の島々を見たいという希望をもっていた。一九〇八―九年の冬の間に
南アフリカへ遊びに来ないかという招待を、時の南アの長官セルボーン卿から受けたので....
「自転車嬢の危難」より 著者:ドイルアーサー・コナン
、カラザースとウードレーと云う二人の方にお目にかかりました。この人達はどちらも、
南アフリカから帰国していた人たちでした。その人たちの云うには、その人たちは私達の....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
りするの止むなきに至る1)。不具の子供が棄てられるのは非常に一般的である。そして
南アフリカの種族のあるものでは、その労働に能く堪えない母の子供は、親の弱点を遺伝....
「暗号舞踏人の謎」より 著者:ドイルアーサー・コナン
ようにも見えた。 「そこで、ワトソン君、――」 彼は突然に口を開いた。 「君は
南アフリカのある投資事業に、投資することは、思い止まってしまったのだね」 私は....
「魔都」より 著者:久生十蘭
うに註されていたのであった。
帝王《ラジャー》 二九五カラット。(一八八六年
南アフリカ、ブレミャー礦山産出。安南帝国皇室所蔵)
十五、風前の燈火の事....
「日蔭の街」より 著者:松本泰
段々それが嵩じてきたので、嫂さんが死去《なくな》ると間もなく、モニカ嬢を連れて、
南アフリカのナタールへ逃げていったのです。ルグナンシェはそれで始終ガスケルさんの....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
で特にその葉が細裂しているので、直ぐに他の瓜類とは見分けがつく。熱帯地方ならびに
南アフリカ地方の原産で俗に Watermelon と呼ばれる。 スイカは水瓜の....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
。 十五日、晴れ。前日のごとく、秋期にもかかわらず春天駘蕩の趣あり。午前、今回
南アフリカ行を約するホワイトスター会社汽船ペルシック号を訪い、船長モルガン氏に面....
「イグアノドンの唄」より 著者:中谷宇吉郎
棲《す》んでいるか、人間の想像の及ぶところではない。その一番良い例としては、先年
南アフリカの海底から、少くも五千万年以上、多分一億年くらいの太古の怪魚が、本当に....