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南家
「南家〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
南家の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
音をたてて降っている。
陽春二三月 楊柳斉作花
春風一夜入閨闥 楊花飄蕩落
南家
含情出戸脚無力 拾得楊花涙沾臆
秋去春来双燕子 願銜楊花入 ※裏
灯....
「死者の書」より 著者:折口信夫
、忽一時の騒擾から、元の緘黙に戻ってしまった。 こう。こう。お出でなされ。藤原|
南家郎女の御魂。 こんな奥山に、迷うて居るものではない。早く、もとの身に戻れ。こ....
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
別天地に放り出される。今までにはあり得なかった暁が開けて来る。鶴見もまた、藤原|
南家の一の嬢子と共に風雨の暴れ狂う夜中をさまよいぬいた挙句の果、ここに始めて言お....
「放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
…葉っぱに当っている。 陽春二三月 楊柳斉作花 春風一夜入閨闥 楊花飄蕩落
南家 含情出戸脚無力 拾得楊花涙沾臆 秋去春来双燕子 願銜楊花入※裏裏」はママ]....
「山越しの阿弥陀像の画因」より 著者:折口信夫
考えようとするつもりでもなければ、また私の書き物に出て来る「死者」の俤が、藤原|
南家郎女の目に、阿弥陀仏とも言うべき端厳微妙な姿と現じたと言う空想の拠り所を、聖....
「オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
ら果して六七年目に一回着せたものであったか否かは明らかにしがたい。もっともこの長
南家は、この地方でも旧家であって、現在の住宅のごときも、まだ今の鉋を用いなかった....