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南昌
「南昌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
南昌の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地図に出てくる男女」より 著者:吉行エイスケ
疲れていた。武漢の共産軍が敗れ、上海の市街戦で同志は一掃され、ボロジンは九江より
南昌に隠れ、それ以前ボロジン夫人は密書とともに捕えられ北京の軍法会議に廻されたの....
「運命」より 著者:幸田露伴
の北平は、形勝の地にして、士馬精強に、金元の由って興るところなり、今|宜しく封を
南昌に徒したもうべし。然らば則ち万一の変あるも控制し易しと、帝|敬に対えたまわく....
「荷花公主」より 著者:田中貢太郎
南昌に彭徳孚という秀才があった。色の白い面長な顔をした男であったが、ある時、銭塘....
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
述べた武人に利益分配することである。長享三年二月久しぶりで三千疋を受領した条に、
南昌庵という者が坂本の扇屋で、これを斎藤から受け取ったが、「この儀については重々....
「三国志」より 著者:吉川英治
、転任をいい渡された。 こんどは、太守の格である。栄転にはちがいないが、任地の
南昌へ行ってみると、ずっと文化は低いし、土地には、新任の太守に服さない勢力が交錯....
「三国志」より 著者:吉川英治
た。 曹操は、至極とうなずいて、 「そう、そう、よく気づいた。孫権へ驃騎将軍、
南昌侯の印綬を送ってやろう。そして荊州の牧を命ずと、発表するがよい」と、手続きを....