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「南東〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

南東の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「十八時の音楽浴」より 著者:海野十三
ら発せられたものであった。 「警報！ 天文部長発表。八時四十分観測員は北極星より南東十度の方角に当って、奇怪なるロケット艦を発見せり、その後引続き観測の結果、該....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
ちがう別の偵察ロケットのテレビジョンに切りかえられたんだ。今うつっているのは月の南東部だ。まん中へんに見える細長い噴火口がシッカルトだ。直径が二百五十キロもある....
「千早館の迷路」より 著者:海野十三
った。 このあたりは静かな山里で、あまり高くない山がいくつも重なりつつ、全体が南東へゆるやかな傾斜をなしており、そしてその反対の背後遙かには、奥日光の山々が、....
「地球要塞」より 著者:海野十三
横たわっていた。 そこは、地図のうえでみて、ざっと、南米ブラジルの首都リオを、南東へ一千三百キロほどいったところだった。 「その当時……横たわっていた」という....
「火星兵団」より 著者:海野十三
十何日ごろから、肉眼でもモロー彗星が見えるようになった。 モロー彗星の位置は、南東の地平線に近い空であった。太陽が西に沈んで、あたりがほのかに暗くなると、うっ....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
が、なんという穏やかな空の旅であろう。 それから一時間たった。 艇は、針路を南東にとって、一路マニラにむけて飛行中であった。すでに陸地はとおくに消えてしまっ....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
」 パイ軍曹とピート一等兵とは、仕方なしに操縦席についた。 「前進せよ。針路は南東だ」 パイ軍曹は、いわれたとおり、戦車を南東へ向けて、出発させた。 エン....
「幽霊船の秘密」より 著者:海野十三
命が托されているのだ。 「どうだい、方向はとれたか」 「はい、とれました。ほぼ南南東微東です」 「なに、南南東微東か」 局長は受話機を下において、急な口調でい....
「太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
らわれての大離れわざ 勇みに勇む第十三潜水戦隊は、その日から船脚に鞭うって、東南東の海面へ進撃してゆきました、いよいよ×国は近くなる一方です。 それは宣戦布....
「空襲下の日本」より 著者:海野十三
をあげて叫んだ。 「隊長どの、唯今の報告に基き計算致しますと、敵機の進行方向は東南東であります」 その声の終るか終らぬうちに、浦和の聴音隊からの警報がやって来....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
がかけよる。 「艦長、無電班報告。英海軍駆逐機隊の無電交信を傍受せり。方向は、東南東、距離不明なれども、極めて接近せるものと認む」 発信符号をしらべてあるから....
「空襲警報」より 著者:海野十三
艦隊ハ午後九時二十分北緯四十度東経百三十七度ノ洋上ニ於テ、高度約二千｜米ヲ保チ、南東ニ飛行中ノ敵超重爆撃機四機ヲ発見セリ、直チニ艦上機ヲ以テ急追攻撃セシメタルモ....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
大地軸孔とはいかなる魔所であろうか。 北にパミール高原、西南にはヒンズークシ、南東にはカラコルム。おのおの、二万フィート級以上が立ちならぶ大連嶺が落ち合うとこ....
「穂高岳槍ヶ岳縦走記」より 著者:鵜殿正雄
土地、ここをぬけると上宮川原「信濃、上宮川原、嘉門次」、左の方数丁には、南穂高の南東隅に当る赭色の絶嶂。一休して、この川原を斜めに右方に進み、ベニハナイチゴ、ミ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
留せるもの約千人にして、寺院および学校の設備あり。ホンコンを出帆してより、わが船南東に向かいて進行するに、東北風に送られて少しく揺動す。しかれども、マニラ行の一....