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「博雅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

博雅の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仮装人物」より 著者:徳田秋声
らないので、機械刺繍の安物を一つ買って、それから波止場の方へも行ってみた。帰りに博雅で手軽に食事をすまし、ふじ屋へも入ってみたが、駅前へ引き返して来た時には、も....
安吾巷談」より 著者:坂口安吾
し、どうも、雑であるな。 「白蛾」 たしか白蛾という支那料理屋があった。イヤ、博雅かな。どッちでもいいや。一尺もある緑発と紅中とパイパンがかいてあるよ。白い蛾....
欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
洲東帰者倚篷筆談※不倦頗慰客懐甫水兄於書無敢不読既通泰西文字又通朱陸之学洵東方之博雅也将別矣率成一律以贈其帰時五月十八日舟過安南海書此。 (光緒己丑三月、英倫の....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
の奏でと変ってゆく。 じっと眼をとじて、聞き惚れているうちに、沢庵は、昔|三位博雅卿が、朱雀門の月の夜に、笛をふいて歩いていたところ、楼門の上で同じように笛を....