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卯の花垣
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二、三羽――十二、三羽」より 著者:泉鏡花
、親雀につれて飛び習う、仔の翼は、次第に、次第に、上へ、上へ、自由に軽くなって、
卯の花垣の丈を切るのが、四、五|度馴れると見るうちに、崖をなぞえに、上町の樹の茂....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
訪ねる事が出来なかった。 盆やすみに、今日こそと、曳船へ参りましたが、心当りの
卯の花垣は取払われて、窪んだ空地に、氷屋の店が出ていました。……水溜りに早咲の萩....