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危険信号
「危険信号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
危険信号の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
。 大黒島の燈台では、乱暴にも自分を目がけて勇敢に突進して来る船を認めたので、
危険信号を乱発したのだった。幸いにして、この無法者は、間ぎわになってその乱暴を思....
「海底大陸」より 著者:海野十三
それはいつものさえざえとした音とはちがい、なんだか変な音色だった。しかもそれは、
危険信号を伝えていたのである。 「あッ、
危険信号だッ」 事務長は、サッと青ざめ....
「正義と微笑」より 著者:太宰治
月曜は黒、火曜は血、水曜は白、木曜は茶、金曜は光、土曜は鼠、そうして、日曜は赤の
危険信号だ。淋しい筈だ。 きょうは昼から、英語の単語と代数を、がむしゃらにやっ....
「時計屋敷の秘密」より 著者:海野十三
、そのかわり、もし危険を感じたら、この綱をゆすぶるんだよ。それが信号さ、SOSの
危険信号さ。するとぼくたち四人は力をあわせて、すぐこの綱を引張《ひっぱ》りあげる....
「未来の地下戦車長」より 著者:海野十三
かやはら》という古強者《ふるつわもの》の小隊長が、少佐に向っていったことである。
危険信号 「なにごとも、体験じゃ。とはいうものの、この地下戦車を目的物にあてがっ....
「私たちの建設」より 著者:宮本百合子
家庭では、今までの貯金を使い尽し、復員手当、解職手当をも食込んでしまった。赤字は
危険信号を鳴り響かせている。この赤字の中でどうして人々は生きているだろう。官庁な....
「怪塔王」より 著者:海野十三
す例の怪力線が、こっちのエンジンの息の音をとめようとしているらしい。 さっそく
危険信号が、小浜兵曹長の手によって、本隊へむけ発せられました。 「怪塔ロケットの....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
て、気まぐれのように時どきに現われるのです」 「あの灯のところに……?」 「あの
危険信号燈のところにです」 「どうしているように見えますか」 彼は激しい恐怖と....