厚生省[語句情報] » 厚生省

「厚生省〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

厚生省の前後の文節・文章を表示しています。該当する13件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
働く婦人」より 著者:宮本百合子
も、働く若い娘たちはおそらく心ひそかな恐怖を感じているだろうと思う。本年の初め、厚生省の監督課谷野せつ子氏の調査が某新聞に発表されたとき、その第一の項には、工場....
私の感想」より 著者:宮本百合子
うのである。 二 家賃 おそろしい住宅難の折から、きのうきょう厚生省と警視庁との意見にくいちがいが示されている適正家賃算出法の問題は、日本全国....
女性週評」より 著者:宮本百合子
の景気の中で、とかく誘惑に負け、その青春を蝕ばまれるのをふせぎ又指導するために、厚生省が産業報国の機関を動員して、優良会員数名ずつを行動隊に組織し、工場地帯、玉....
私たちの建設」より 著者:宮本百合子
あろう。それは人を生かす力ではなく、殺す道具として作られているのだもの。けれども厚生省はそのことについて、決して公平な見解を発表しなかった。公平な施設を急いで作....
石を投ぐるもの」より 著者:宮本百合子
の不手際に対して発せらるべきである。更には、存在の無意義さによって解消しつつある厚生省が、社会施設として、それぞれの地区の住民に欠くべからざる托児所、子供の遊場....
その檻をひらけ」より 著者:宮本百合子
。 経済再建のトップに立つ日本の紡績界の半封建のままの少女労働の搾取に対して、厚生省が、一、女工寄宿舎制度の撤廃、二、遠隔地からの女工員募集禁止、三、女子の就....
今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
立) 栄養食料学会(一九四七年五月設立) 国立栄養研究所(一九四七年五月)は厚生省公衆衛生院の国民栄養部を分離拡張したもので、これに試験所、相談所が附属して....
現代史の蝶つがい」より 著者:宮本百合子
。一九四六年のはじめに、仕事の必要からいくとおりかの統計が必要となって、内務省、厚生省、文部省その他を求めさがしたが、それらのすべてのところで与えられた答えは一....
往復帖」より 著者:宮本百合子
。 ○生活保護法 寡婦年金(もっと広汎なものですが、名がわかりませんから仮称)厚生省で今回の議会に生活保護法案を出し 五人一ヵ月二百五十二円程度の救サイをする....
未亡人」より 著者:豊島与志雄
「わが党の勝利は眼に見えているそうですよ。」そして大塚夫人は声を低めました。「厚生省など婦人の意見がもっとも必要だそうですから、その参与官にあなたが当てられて....
あたらしい憲法のはなし」より 著者:文部省
大臣は國の行政をうけもつ役目がありますが、この國務大臣の中から、大蔵省、文部省、厚生省、商工省などの國の役所の長になって、その役所の仕事を分けてうけもつ人がきま....
採峰徘菌愚」より 著者:佐藤垢石
い。山野を跋渉しなければならないから健康的で、まず新スポーツとでも言えるだろう。厚生省が高唱している体位向上の主旨にも叶うわけだ。 まあ、騙されたと思ってつい....
」より 著者:犬田卯
小綺麗な箱へ入って配給されて来ていた。それは農村人への衛生思想注入のため、どこか厚生省あたりの肝煎りで、特に組合が実行したに相違なかった。 「体温|計ってみたと....