原虫[語句情報] »
原虫
「原虫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
原虫の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愚人の毒」より 著者:小酒井不木
ります。 すると意外にも、片田博士は死体の血液検査の結果、血球の中にマラリアの
原虫を発見なさったのであります」 3 検事は最後の言葉を一語一語....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
般医学を蘭軒に受けた後、特に痘科を京水に学ぶことになった。丁度近時の医が細菌学や
原虫学や生物化学を特修すると同じ事である。 池田氏の曼公に受けた治痘法はどんな....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
で截《き》ると血が出る位だから牛肉中に潜伏《せんぷく》する真田虫《さなだむし》の
原虫がよく死なん。そこでジャガ薯を一所に食べるとその虫が死ぬという事だ」客「そう....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
魚類の中毒となす者あり。その外《ほか》鱒、シビ鮪、鮭、カマス等の肉中には真田虫の
原虫を含む。殊に鱒と鮭の生肉を長く食しおれば人の腹中に必ず真田虫を生ず。鰒《ふぐ....