厨人[語句情報] » 厨人

「厨人〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

厨人の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
わく、過去に一城の王好んで肉を食らう。時に王に求むる所ある者、鶏を献じ、王これを厨人《ちゅうじん》に渡し汁に焚《た》かしめた。かの鶏を献じた人、もとより慈心あり....
食道楽」より 著者:村井弦斎
料理法を点綴《てんてい》するはその一致せざること懐石料理に牛豚の肉を盛るごとし。厨人《ちゅうじん》の労苦尋常に超《こ》えて口にするもの味を感ぜざるべし。ただ世間....
食道楽」より 著者:村井弦斎
とて一千有余名の来賓に充《あ》つるその献立の如何《いか》に按配《あんばい》され、厨人《ちゅうじん》の如何に苦心せしやは料理法に重きを置かるる者の等しく知らんと欲....