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叉手網
「叉手網〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
叉手網の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鴫突き」より 著者:寺田寅彦
の環は急加速度で縮まって行って、いよいよ矢頃はよしという瞬間に、要太の突き出した
叉手網はほとんど水平に空を切って飛んで行く。同時にばたばたと飛び立った胸黒はちょ....
「鰻に呪われた男」より 著者:岡本綺堂
仲よく話していました。そのうちにふと見ると、どこかの宿屋の印半纏を着た男が小さい
叉手網を持って、川のなかの岩から岩へと渡りあるきながら、なにか魚をすくっているら....