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「友邦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

友邦の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
で共倒れになるのじゃないか。ヒットラー統率の下に有史以来未曽有の大活躍をしている友邦ドイツに対しては、誠に失礼な言い方と思いますが、何となくこのように考えられま....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
参らない。範囲は大アジアと書いても一つの空想、希望に過ぎない。我が(我が国および友邦)実力が欧米覇道主義の暴力を制圧し得る範囲に求めねばならぬ。東亜連盟の現実性....
人造人間の秘密」より 著者:海野十三
と、ドイツ兵にみつかってしまうぞ」 日本人である私が、ドイツ兵に見つかっても、友邦のよしみをもって、大したことがないらしくおもわれるであろうが、今の私の場合は....
太平洋魔城」より 著者:海野十三
だが、あれが日本艦隊だったら、もっと、こっぴどくやっつけるんだが、なにをいっても友邦アメリカだから、遠慮してあのくらいにとどめておくのだよ。うふふふ」 ケレン....
今昔茶話」より 著者:国枝史郎
の戦争に於ける専門語であって、それは、Aという国がBという国を征める時、Cという友邦に向い、 「どうぞ兵を出して、私たちの軍隊の後衛をして下さい」 と申しやる....
惜別」より 著者:太宰治
なくなりました。僕の国の民衆は、相変らず、あんなだらしない有様でいるんですねえ。友邦の日本が国を挙げて勇敢に闘っているのに、その敵国の軍事探偵になる奴の気も知れ....
社会時評」より 著者:戸坂潤
する一つの原則が初めからあったのである。大日本帝国が満州帝国に期待するものは、「友邦」としての友誼なのである。と云うのは、満州の軍事上の絶大な価値だったのである....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
る。之では仮に独立国が出来ても、満州国に対立するための独立国にはなっても、満州の友邦としての独立国になる筈はない。何のために日本がそんな独立国のために力をかすだ....
明治の五十銭銀貨」より 著者:服部之総
じである。物価指数(昭和九―十一年消費者物価指数)ではかると、「満州国皇帝」が「友邦」日本に挨拶にくるころの五十銭で買えた品物を買うのに、今日の百三十二円いるか....