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反発力
「反発力〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
反発力の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
はで枕についてからも彼はよく眠られなかった。あたかも春先の雪が来てかえって草木の
反発力を増させるように、木曾街道を騒がしたあの相良惣三の事件までが、彼にとっては....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
物の内容で最も特色を有つのは、ニュートンの万有引力に対立して物質に根源的な斥力(
反発力)をも与えねばならぬと考えた点である。物質は引力と斥力との対立によって初め....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
破滅し得たら、破滅したであろう。しかし幸いにも、他の同種類の人々と同じく、一つの
反発力を、破滅にたいして他人のもたない一つの避難所を、もっていた。第一には力があ....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
が――人間の寿命は一定の限度以上に延長し得ると考えるのは、地球の引力は徐々として
反発力に変り、石はついには落ちる代りに昇り、または地球はある時期にはもっと陽気な....