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反革命
「反革命〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
反革命の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「武装せる市街」より 著者:黒島伝治
、諸君ガ革命的連帯ノ固キ握手ニ達スルタメニハ、如何ナル犠牲ヲモ辞スルナ。両側カラ
反革命ノ戦線ヲ切リ崩セ。支那革命擁護ノタメニ、諸君ハ支那ノ労働者、農民、兵士達ト....
「刻々」より 著者:宮本百合子
軍部の指令によって或る革命的カンパニアの日にでも、暴動を挑発する。==総同盟系の
反革命的労働者を煽動して、一定の公共物を襲撃させる。すると、直ちにそれを共産党の....
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
の共産党政府の無政府主義者やサンジカリストに対する暴虐な迫害や、その反無産階級的
反革命的政治の紹介に、僕の全力を注いだ。 八月の末に、大阪で、例の労働組合総連....
「インターナショナルとともに」より 著者:宮本百合子
さえ集団農場化に反対な富農が女房までソヴェト役員にとられたと勘違いした揚句、村の
反革命的分子を煽動して指導者を石で打殺す結果になったとしか思われない。 カター....
「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」より 著者:宮本百合子
ゅうの注視の的となったソヴェト同盟内の重要な地位にある技師、学者、役人等による大
反革命陰謀、産業党の例を見ても、プロレタリア階級の技術家がどんなに大事かは明瞭だ....
「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」より 著者:宮本百合子
思っている者も幾分ある。積極的に五ヵ年計画、生産の社会主義的拡大に対して不賛成な
反革命的分子もある。彼等は職場で、機械の歯車のかげで熱心な「ウダールニク」の努力....
「十月革命と婦人の解放」より 著者:野呂栄太郎
また彼女たちは、いったん獲得したプロレタリア権力をあくまで死守するために、長い間
反革命軍や帝国主義諸外国の重囲のうちにあらゆる困難に耐えて勇敢に闘い、ついにそれ....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
つとめ、彼らよりいっそう若い様子をせんとつとめていた。文学によって革命者もしくは
反革命者になったのであって、みずから建設に協力してきた文学上の流行に、今は諦《あ....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
意外事である。
ワーテルローは、これを問題の最高見地よりみるならば、ことさらに
反革命的の勝利である。それはフランスに対抗するヨーロッパであり、パリーに対抗する....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
る。」――「提出せられたる条件はこうである、行動かもしくは反動か、革命かもしくは
反革命か。なぜかなれば、現代においてはもはや無為も不動も信ずることはできないから....
「世界の裏」より 著者:国枝史郎
、前世界大戦は独軍の大敗を以って休戦となり、次いで、独逸国内に起ったのは、革命、
反革命の内乱であり、そうして最後に来たものは、不名誉にして絶望的なるヴェルサイユ....
「白い道」より 著者:徳永直
三吉には何かしら面白かった。ロシヤ革命とボルシェヴィキ。レーニン。ロシアの飢饉と
反革命。それから鈴木文治や、アナーキズムへの攻撃。――ことに三吉には話の内容より....
「福沢諭吉」より 著者:服部之総
えた事があるが」(『自伝』)。 政府内部といわず外部といわず、維新後の革命と
反革命、開化非開化の嵐は明治四年まで上下を吹きまくって、安定することがなかった。....
「革命の研究」より 著者:大杉栄
もっと大きな変化を経なければ行われない、ということが分らない。 そして彼等は、
反革命の来るのを見て、急いでそれと一致しようとする。民衆の情熱や、また時としては....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
い、あんな偽善者なんか殺してしまったほうがよいんだよ。あんな奴はいざと言えば必ず
反革命に賛成する男に違いないんだ」 「そうだ。そうだ。あいつは労働運動界のユダだ....