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「取留める〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

取留めるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
斎先生をたのむことになりました。評判のいゝ医者ですから、この人の匕加減でなんとか取留めることも出来ようかと思ったからでした。 桂斎先生は流行医者ですから、うら....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
所へ活を入れてやって来たおかげで、どうやら持ち直した、この分なら生命《いのち》は取留めるだろう。口が利けるようになりさえすれば占めたものだが」 「明日になったら....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
月に三度ずつも逢われる事なら、そのお客を取留めて見ようじゃア有りまへんか」 伊「取留めるとも取留めないとも御勝手におしな、私も紀伊國屋の伊之助だ、お前に深く買い....