取的[語句情報] » 取的

「取的〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

取的の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
貧民窟の増加し易い、犯罪の行われ易い、そうして保守的なブル階級にだけ都合よく、進取的なプロ階級にとって不愉快極まるロンドンが、如何に新しい英国の発達を妨げたこと....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
は背中に負って、回向院前の自宅へ帰りました。 万力は男世帯で、家には黒松という取的がいるだけです。その黒松に手伝わせてお俊の首を斬り落とし、死骸は床下に埋めま....
老中の眼鏡」より 著者:佐々木味津三
前の去年十一月八日、疑問の憤死を遂げたために、流布憶説まちまちだった。対馬守の進取的な開港主義が度を越えているとなして憤死したと言う説、外国奉行であり乍ら実際は....
残されたる江戸」より 著者:柴田流星
じょそこらの勇み肌が中ッ腹でいるそうな。 実際情ないは小屋ばかりでなく、協会と取的とのゴタゴタ、賦金がどうの、親方がこうのと、宵越しの銭を持たねえ江戸ッ児が見....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
ることに成功しそうです。そして今わが国民をも彼等の思う色彩に塗りかえ、あらゆる進取的精神を麻痺させるためにその用意に掛っています。本艇の冒険旅行の計画者であるZ....
露肆」より 著者:泉鏡花
の身体を突掛けものにして、そそって通る、横町の酒屋の御用聞らしいのなぞは、相撲の取的が仕切ったという逃尻の、及腰で、件の赤大名の襟を恐る恐る引張りながら、 「阿....
読書子に寄す」より 著者:岩波茂雄
閉鎖されたことがあった。今や知識と美とを特権階級の独占より奪い返すことはつねに進取的なる民衆の切実なる要求である。岩波文庫はこの要求に応じそれに励まされて生まれ....
青鬼の褌を洗う女」より 著者:坂口安吾
るとき、お相撲の部屋の親方だかが腫物か何かで入院しており、一門のお弟子、関取から取的まで、食事のドンブリや鍋に何か御馳走を運んできたり、お酒をぶらさげてきたり賑....
明治開化 安吾捕物」より 著者:坂口安吾
食男爵だけ」 ニッコリとイヤに色ッぽく笑って、ふりむいて、立ち去った。大横綱と取的の勝負のように、てんで問題にならない。乞食男爵の正体バクロして一族三名小娘に....
煎じ詰めれば」より 著者:桐生悠々
している。彼等は後退せんとし、我は前進せんとしている。彼等は保守的にして、我は進取的である。 従って彼等は国家主義者、民族対立主義者であって、コスモポリタンな....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
乗り、屋号を山久と言った。宗藤とはまるで違って、陽気な派手な家風だった。商業を進取的にやっていた。種子姉は西洋店の看板娘と言われて、街中の評判の美人であった。こ....
明治の戦争文学」より 著者:黒島伝治
の希望が中断されるというのがその理由である。そこにも、支配階級の立場と、当時の進取的な、いわゆる立身成功を企図したブルジョアイデオロギーの反映がある。 「愛弟通....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
知らない。しかもそんな噂が生み出されたのを見ても、ふだんから世間一般に団十郎は進取的、菊五郎は保守的と認められていたのが判る。 わたしの記憶しているところでは....
西航日録」より 著者:井上円了
喋々を要せざるなり。ただ余はこの一事につきて、日本の宗教も、今後は国家的主義と進取的方針とをとるの急要を感ずるなり。 余、インドの実況を見て、左のごとく所感を....
仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
を始末するのに都合の良い心の方面を出して応待させます。 第四にねばり強くかつ進取的になります。 仏教を消極的だと見らるる人もあるようですが、大変な間違いです....