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叙勲
「叙勲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
叙勲の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自叙伝」より 著者:大杉栄
たのか覚えていないが、お礼さんは柏崎へ行ってしまった。そのお父さんが、金鵄勲章の
叙勲にもれたのに不平を言って、柏崎の連隊区に左遷されたのだった。 このお礼さん....
「婦人改造と高等教育」より 著者:与謝野晶子
婦人の内部要求を無視した旧式な賢母良妻主義が一般女子教育家の聡明を脅かして、近く
叙勲された女流教育家たちなどが倉皇てて「女学生べからず訓十カ条」を制定するような....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
主義の大臣、などが皆一致して、あのコルシカの将校が制定したレジオン・ドヌールへの
叙勲を祝賀していた。 ルーサンはクリストフの驚きを面白がった。彼はこのドイツ人....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
、折々、我が国においても実業家に位階《いかい》を授《さず》けらるるとか、あるいは
叙勲《じょくん》せらるべしという議論がさかんに行われる。詩人シラーのいうごとく人....
「烏の北斗七星」より 著者:宮沢賢治
。ご苦労だった。よくやった。もうおまえは少佐になってもいいだろう。おまえの部下の
叙勲《じょくん》はおまえにまかせる。」 烏の新らしい少佐は、お腹《なか》が空《....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
すぐに迫害をなさいますようで。そうして公卿衆方に仰せられるそうで、『礼楽式典叙任
叙勲、そういう方面へひたすらに、ご研究をお向けなさるがよろしい。兵備や政治は一切....
「三国志」より 著者:吉川英治
さい。その代りに、他日、この功を第一の徳とし、諸人にむかって、必ずこれに百倍する
叙勲を以て貴下の辱を雪ぐであろうと約されておられる」 馬岱はそう聞くと口惜しさ....