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口述筆記
「口述筆記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
口述筆記の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「兄たち」より 著者:太宰治
た。長兄は、創刊号に随筆を発表しました。
「めし」という題で、長兄が、それを私に
口述筆記させました。いまでも覚えて居ります。二階の西洋間で、長兄は、両手をうしろ....
「ろまん灯籠」より 著者:太宰治
願い致します。」と言った。母は、ついふき出した。 以下は、その日の、母子協力の
口述筆記全文である。 ――玉のような子が生れました。男の子でした。城中は喜びに....
「小説の面白さ」より 著者:太宰治
して、その婦女子のねむけ醒しのために、あの人は目を潰してしまいまして、それでも、
口述筆記で続けたってんですから、馬鹿なもんじゃありませんか。 余談のようになり....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
、栄さんにたのんで援軍やって貰うことにしたから何とかなりましょう。面白いものね。
口述筆記をして貰うのにS子さんは誰も駄目なの。一々内心で反応するから。栄さんは楽....