古今未曽有[語句情報] » 古今未曽有

「古今未曽有〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

古今未曽有の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
魔都」より 著者:久生十蘭
秘策で、その名も芽出たい「鶴の子石鹸」とタイアップし、「瑞兆祝賀会」の名に仮りて古今未曽有の大芝居を打つことになったのである。 式の順序を言えば、まず幸田節三....
奥の海」より 著者:久生十蘭
去年米は六月中に食いつくしたが、冷気でその年の米が実らず、奥羽は作毛皆無で、古今未曽有の大飢饉となった。奉行所では三条大詰河原に救小屋を建てて行倒れを収容し....
金狼」より 著者:久生十蘭
」 西貝がふきだした。 「……乾老。あんたも新聞を読んだろうが、絲満って男は、古今未曽有のあかにしだったんですぜ。……その男が、どこの馬の骨かわからないやつに....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
ュウリンゲンを通過して北進、敵をイエナ、アウエルステートに撃破し、逃ぐるを追って古今未曽有の大追撃を強行、プロイセンのほとんど全軍を潰滅した。しかもポーランドに....