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古染付
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
って、桐の胴丸の小判形の火鉢に利休形の鉄瓶が掛って、古渡の錫の真鍮象眼の茶托に、
古染付の結構な茶碗が五人前ありまして、朱泥の急須に今茶を入れて呑もうと云うので、....
「塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
「へい/\是は有難う存じます/\」 と云いながら茶碗を手に取上げて見まするに、
古染付の結構なたっぷりした煎茶茶碗を象眼入の茶台に載せて出しますから、 久「へい....
「料理と食器」より 著者:北大路魯山人
うのは、これも中国の食器をみると分る。中国において食器が芸術的に最も発達したのは
古染付にしても、赤絵にしても明代であって、清になると、すでに素質が低落している。....
「味覚の美と芸術の美」より 著者:北大路魯山人
ち、内容がないのである。風采容貌だけだ。これは陶器についても言える。中国で出来た
古染付などというものは、時代の反映となって、中国のものとしては、なかなか秀れたも....