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古瀬戸
「古瀬戸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古瀬戸の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
、開山|道元に従い、唐土へ渡って覚えて来て焼き始めたのでございましょうが、これが
古瀬戸と申すもので、安貞元年に帰朝致し、人にも其の焼法を教えたという。是れは今明....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
れたもので、松平不昧なども秘蔵の唐物茶入|油屋肩衝に円悟墨蹟を配したのに対して、
古瀬戸茶入|鎗の鞘には虚堂墨蹟を配し、参覲交代の節には二つの笈に入れ、それぞれ家....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ていて、その横にあなたの側ダンスをおいて居ります。その上には、父が昔買ってくれた
古瀬戸のこんな形の油つぼがあって、それに今日はこぼれた種から生えて咲いた菜の花が....
「近作鉢の会に一言」より 著者:北大路魯山人
他日本で抹茶碗に利用しているものに相当のものがあります。日本で四、五百年前すでに
古瀬戸、古萩、古唐津、朝鮮唐津など当初から食器に出来たものが沢山あって、僅かに残....