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古薩摩
「古薩摩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
古薩摩の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
下さい」 藤尾は立った。男は六畳の座敷に取り残される。平床《ひらどこ》に据えた
古薩摩《こさつま》の香炉《こうろ》に、いつ焼《た》き残したる煙の迹《あと》か、こ....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
の磁器はかくして起ったのであります。李参平という人がその開祖として名が残ります。
古薩摩と呼ばれるものも、かくして始まりました。有名な唐津も新しく仕事を起しました....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
違棚には、一切煎茶の器械が乗って居りまして、人が来ると茶盆が出る、古染附の茶碗|
古薩摩の急須に銀瓶が出る、二ツ組の菓子器には蒸菓子と干菓子が這入ってありますとい....