可不可[語句情報] » 可不可

「可不可〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

可不可の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
地は饒なり」より 著者:宮本百合子
れる。 そして、目前には、遺されたいろいろの問題――ほんとの愛情、善悪の対立の可不可――が、黒く押し黙って、彼女の混惑した心に、寒い陰をなげたのであった。 「....
ああ玉杯に花うけて」より 著者:佐藤紅緑
これ英雄であるかを説かない、正しき英雄とよこしまなる英雄とを一括して概念的にその可不可を論ずるは論拠においてすでに薄弱である」 「ひやひや」と手塚は立ちあがって....
美食と人生」より 著者:北大路魯山人
料理、日本料理の現状である。食器をつくる者、食の雅俗を知らず、料理する者、食器の可不可を弁えず、これでは料理と食器のコンビは失われ、犬猫同然で、甚だ残念である。....