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台位
「台位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
台位の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「狂人は笑う」より 著者:夢野久作
この猿が何の役に立つかは後で解ります。それから些なくて三四台、多くて七八台から十
台位の、美事に飾り立てた二頭立の馬車が行くので、その中に崑崙を飲みに行く富豪だの....
「鼻の表現」より 著者:夢野久作
、失敬な奴だという気持になります。甚だしいのになると、それをきっかけに電車の二三
台位は訳なく止めるような事になるので、その云い草や理屈が如何に文化的であっても、....
「泣虫小僧」より 著者:林芙美子
が六畳一間、階下が四畳半に二畳の小さい構えであったが、道具というものは、寛子の鏡
台位のもので、勘三の机でさえも、原稿用紙が載っていないと、すぐ茶餉台《ちゃぶたい....
「ジャズ狂時代」より 著者:小野佐世男
ッポとするわ、すごいなあ、そうなれば、お母さんも豪勢な家に住めるし、自家用車も二
台位もてるのに、神ならぬ身の知るよしもなく、お母さんたらジャズ娘、ジャズ娘って怒....
「春泥」より 著者:久保田万太郎
へ帰れない……といったかたちの、そのトボンとした料簡で、代地だったら場所柄だ、一
台位通るだろう。……そう思ったんだそうです。が、半チクな時間だったからか因果とや....