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台子
「台子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
台子の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一兵卒」より 著者:田山花袋
。 渠はまた一人取り残された。海城から東煙台、甘泉堡、この次の兵站部所在地は新
台子といって、まだ一里くらいある。そこまで行かなければ宿るべき家もない。 行く....
「不審庵」より 著者:太宰治
茶道を解するものとは称し難く、降って義政公の時代に及び、珠光なるもの出でて初めて
台子真行の法を講じ、之を紹鴎に伝え、紹鴎また之を利休居士に伝授申候事、ものの本に....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
は蔭間専門を内職とし、ここへ申しつけさえすれば、到るところに渡りがついていて、舞
台子、かげ子、野郎の上品下種《じょうぼんげしゅ》、お望み次第だということ、その来....