右中将[語句情報] » 右中将

「右中将〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

右中将の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
て、これを邸内に建て直したとあるのは、これは子なる公条がこの年十六歳でその春には右中将に転じたほどであるから、だんだん家が手狭になったによっての故であろう。この....
源氏物語」より 著者:紫式部
りっぱな青年官吏ばかりですよ。様子にもとりなしにも欠点は少ない。今日は見えないが右中将は年かさだけあってまた優雅さが格別ですよ。どうです、あれからのちも手紙を送....
源氏物語」より 著者:紫式部
腹の五の宮を大臣の大将は自身の車へいっしょにお乗せして帰ろうとした。薫は負け方の右中将で、そっと退出して行こうとしていた車を、大臣は、 「宮様がたがおいでになる....
私本太平記」より 著者:吉川英治
受は、十一月二日におこなわれた。 すなわち、剣璽(剣と鏡と天子の印)は、一条ノ右中将|実益、揚梅ノ右少将|資持らがささげて、御使にたち、沿道には、折ふし入京し....