右近将監[語句情報] » 右近将監

「右近将監〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

右近将監の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
忠義」より 著者:芥川竜之介
守《すおうのかみ》、同式部、同佐渡守、酒井|左衛門尉《さえもんのじょう》、松平|右近将監《うこんしょうげん》等の一族縁者が、遠慮を仰せつかったのは云うまでもない....
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
於二洛中洛外一上下ミダリガハシキ輩アラバ一銭切リト御定有ツテ、則柴田修理亮、坂井右近将監、森三左衛門尉、蜂屋兵庫頭、彼等四人被仰付ケレバ、則制札ヲゾ出シケル云々....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
七歳と言って、芥子坊主《けしぼうず》の前髪を落して、養子の方で、小普請支配|石川右近将監《いしかわうこんしょうげん》と、組頭の小屋大七郎に、初めて判元《はんもと....
十二神貝十郎手柄話」より 著者:国枝史郎
、ああも僣上な真似はしなかった」 「それはさようでございましょうとも。殿のお父上右近将監様は、御老中におわすこと三十八年、その間にご加増をお受け遊ばしたこと、わ....
娘煙術師」より 著者:国枝史郎
子でござりますな」 驚いて兵馬が美作へいった。 と、美作はうなずいたが、 「右近将監|武元殿の、お屋敷へ丁寧にお送りいたせ」 「は。……しかし女子の身分は?....