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各停
「各停〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
各停の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河明り」より 著者:岡本かの子
の揚げ出しとか、日本橋室町の花村とか、昔から決っているうちである。そうでなければ
各停車場の食堂か、駅前の旅籠屋や魚市場の界隈の小料理屋である。けれども女二人では....
「支倉事件」より 著者:甲賀三郎
をしたとは思われない。尤も一度愈※高飛をするらしい手紙を寄越した事があったので、
各停車場に手配をした事があったが、それは全く警察を愚弄する為であった事が間もなく....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ちょっとの間も眼をつぶらなかった。正しい汽車に乗ってるかどうか安心しきれないで、
各停車場の名前ばかり気にしていた。アントアネットは半ばうとうととしては、またたえ....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
がために汽車の運動を休止せる所あり、物価もその供給を欠けるために騰貴をきたせり。
各停車場内には兵隊の警備せるあり、あたかも戦場に入るがごとき形勢なり。しかれども....