吉士[語句情報] »
吉士
「吉士〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
吉士の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魚玄機」より 著者:森鴎外
いたことは、この詩を見ても推知することが出来る。しかしその形骸が女子であるから、
吉士を懐うの情がないことはない。ただそれは蔓草が木の幹に纏い附こうとするような心....
「国号の由来」より 著者:喜田貞吉
たからである。されば孝徳天皇白雉五年に、唐国に使いして多くの文書宝物を得て帰った
吉士長丹の労を嘉して位を陞し、封二百|戸を給し、呉氏の姓を賜わった如きは、唐国を....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
われた日本人であるかも知れない。いずれであるにしろ彼は孝徳帝崩御の年唐から帰った
吉士長丹の船に乗っていたのであろう。 西域の画家|尉遅跋質那がすでに隋朝に来て....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
んは私の慰労かたがたチベットの話を聞きたいということで、私は正金銀行支店長の松倉
吉士という方の宅へ招かれて、在留日本人の紳士紳商の方々のために一夕チベット談を致....