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名の木
「名の木〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
名の木の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
一人地上に生出せるを標《しる》すとぞ。その後その木を伐らずその児長じても自分と同
名の木を一切伐らず損《そこな》わぬ。またその実をも食わぬ。もしその児が女で後年子....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
落葉灌木性の庭園花木である。そしてこのモクレンの和名がもとは木蘭かあるいはその一
名の木蓮から来たものであるとしても、それは無論名実を誤ったもので、中国の本当の木....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
てしまったのである。 で、やがて。 かますを積んだ三頭の馬に、大蔵を加えた四
名の木曾の衆は、まだ夜明け前の暗いうちに、そこから甲州路のほうへ反れて立ち去って....
「無宿人国記」より 著者:吉川英治
いう年を限っての話だし」 「もうひきうけた事だ。嫌とはいわん。――けれど、もう一
名の木村丈八郎へは、話がついたのか」 「いや、まだ丈八郎へは」 「あれ程、急いで....