名を立てる[語句情報] » 名を立てる

「名を立てる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

名を立てるの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
若き日の成吉思汗」より 著者:林不忘
》 (蒼白になって)なに、もう銀砂の河原に――誰か城を駈け出て一騎打ちを挑み、巧名を立てる者はないか。 このころから、空に紺いろが流れ、暮色が漂ってくる。 ....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
けばお話合いになろうというのだから情けないったら。 つまらない奴を相手として浮名を立てるのは、馬鹿の骨頂だが、あんまり身分が違っても楽じゃないわねえ。 まあ....
源氏物語」より 著者:紫式部
はいって、最上の仮名字はこれだと心酔してしまったものです。それがもとになって浮き名を立てることになり、私との関係をにがい経験だったように思って、くやしがったまま....
三国志」より 著者:吉川英治
先鋒を防げ。この一戦は、魏蜀の第一会戦だから、以後の士気にもかかわるぞ。充分、功名を立てるがいい」 夏侯楙に励まされて韓徳は勇んで立った。 彼に四人の子があ....