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名取川
「名取川〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
名取川の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
女賊 後柏原天皇|大永年間、陸奥一円にかくれなき瀬越の何がしという大賊、仙台|
名取川の上流、笹谷峠の附近に住み、往来の旅人をあやめて金銀荷物|押領し、その上、....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ら、こういったあざけりをあてつけられようとは、あさましい。 白雲が舌を捲いて、
名取川の岸まで来ると、そこで、一ぜん飯屋に身を投じました。前の川で取った川魚を炙....
「樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
浅し、 わすられてうらむいと浅し、 逢んことは願はねど相思はん事を願ふいと浅し、
名取川《なとりがわ》瀬々のうもれ木あらはればと人のため我ためををしむたぐひ、うき....
「田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
いけれど、最上川《もがみがわ》がそばなのでしょう。みちのくというと、最上川だの、
名取川だの、衣川《ころもがわ》だの、北上川《きたかみがわ》だのって、なつかしい川....