名物裂[語句情報] »
名物裂
「名物裂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
名物裂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「京都の朝市」より 著者:柳宗悦
ある。将来日本の綿布史を編む人は、この布の存在とその価値とを忘れてはなるまい。新
名物裂と讃えられる日も来るのではあるまいか。 因に云う。半世紀以上も廃れていた....
「猪鹿蝶」より 著者:久生十蘭
、もちろんツモリはあったのよ。薄いレモン地に臙脂の細い立縞をよろけさせたお召に、
名物裂《めいぶつぎれ》の両面つづれの帯……山浦の織元をやめてひっこむ前に、一反だ....