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名玉
「名玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
名玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「燕と王子」より 著者:有島武郎
ないのでできないのは残念だ。それは私の家では結婚する時にきっと先祖から伝えてきた
名玉を結婚の指輪に入れなければできない事になっています、ところがだれかがそれをぬ....
「血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
た屋敷に住み、荒らくれた浪人者ばかりに接していた、無垢純情の栞が、今宵はじめて、
名玉のように美しく清い、若い武士と、不幸な一家のことについて語り合ったあげく、偶....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
しぼ》めば人|亡《な》しといふとぞ又日光山の万年艸は一名万年杉また苔杉などいひ漢
名玉柏一
名玉遂また千年柏といひて形状《かたち》と異なり混ずべからず と書いてあ....
「三国志」より 著者:吉川英治
、どこかの戦場で、張飛が分捕った物である。敵の大将でも落して行ったものか、夜光の
名玉を磨いたような馬上杯で、(これ、天より張飛に賜うところの、一城にも優る恩賞な....