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吹き出づ
「吹き出づ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
「よろしい、では最後の思い出に、もう一曲吹いてみよう」 歌口をしめして、再び
吹き出づるこれが、またしても鈴慕の曲―― 七十八 不破の古関....
「女難」より 著者:国木田独歩
限り、そこに悠々たる一|寰区が作られているように思われたのである。 自分は彼が
吹き出づる一高一低、絶えんとして絶えざる哀調を聴きながらも、つらつら彼の姿を看た....