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「周瑜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

周瑜の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
杉勢も根ッから動いていない。定正がアッチへ逃げたりコッチへ逃げたりするのも曹操が周瑜に追われては孔明の智なきを笑うたびに伏兵が起る如き巧妙な作才が無い。軍記物語....
三国志」より 著者:吉川英治
なつかし気に孫策も馬を下りて、手を握り合った。 彼は盧江(安徽省)の生れで、周瑜字を公瑾といい、孫策とは少年時代からの竹馬の友だったが、その快挙を聞いて、共....
三国志」より 著者:吉川英治
諸大将を軽んじてはならんぞ。内事は何事も、張昭にはかるがよい。外事の難局にあわば周瑜に問え。……ああ周瑜周瑜がここにいないのは残念だが、彼が巴丘から帰ってきた....
三国志」より 著者:吉川英治
いた。 当時、呉下の智能はほとんど一堂に集まったといっていい。 張昭、張絋、周瑜、魯粛などの宿将をはじめとして、 彭城の曼才、会稽の徳潤、沛県の敬文、汝南....
三国志」より 著者:吉川英治
「この大機会を逸してどうしましょうぞ」 という魯粛の諫めに励まされて、周瑜もにわかにふるい起ち、 「まず、甘寧を呼べ」と令し、営中の参謀部は、俄然、活....
三国志」より 著者:吉川英治
はないかと思います」 「陸遜を? ……」と孫権は面に難色を示しながら、 「むかし周瑜は呉の第一の要害は陸口なりとして、守備の大将に魯粛をえらび、その魯粛はまたご....