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「呼吸中枢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

呼吸中枢の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
反抗」より 著者:豊島与志雄
いうべきである。その上俺は、可なりアルコールに害を受けている。もしこの薬によって呼吸中枢を興奮させ得るならば、同時に三得となるわけだ。 十一月十一日――視力の減....
海豚と河豚」より 著者:佐藤垢石
にたしかだ。 河豚の毒を、テトロドトキンというのは誰でも知っているが、この毒は呼吸中枢を麻痺させるから、人間が死んでしまっても、二、三十分間は心臓が動いている....
仲々死なぬ彼奴」より 著者:海野十三
った。殊に彼は薬学家として、毒物に対する肯定と尊敬とを持っていた。毒物にやられて呼吸中枢が止り、循環器官が停ると、もう一切のものは破壊へむかって展開するにきまっ....
ある自殺者の手記」より 著者:小酒井不木
こるのは何としても不愉快である。又青酸は瞬間的に死を起こすといわれておるが延髄の呼吸中枢を冒して窒息を起こさせるのだから、僕にはやはり縊死と同じように恐ろしいの....