和合神[語句情報] »
和合神
「和合神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
和合神の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
にあって、主人は京都で勤めていた。亀沢町の邸には庭があり池があって、そこに稲荷と
和合神との祠があった。稲荷は亀沢稲荷といって、初午の日には参詣人が多く、縁日|商....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
館で写真を模したもので、多くのインド人に尋ねしも訳分らず、しかし道祖神の一態たる
和合神(『天野政徳《あまのまさのり》随筆』一に図あり)のインド製に相違なかろう。....
「卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
あった。 「ははあ、お火鉢の方は、先祖代々だけれど、――この蒲団は新規だな。床に
和合神の掛ものと。」 「その菊は――お手製の、ただ匁と……」 と、眦の切れた目....